スポンサードリンク

2007年07月27日

社会福祉士の今後の課題

社会福祉士ソーシャルワーカーと呼び、社会福祉士の仕事をソーシャルワークと呼ぶ。
社会福祉士の資格を取る人は、現在福祉相談業務に就いているなど、元々福祉関係の専門職として働いている人が多い。
社会福祉は実践の学であり、社会福祉士の資格の定義が、実務性を重んじ、社会福祉の現場で実際の業務に当たる人の専門性の高さを保証する目安とされていることなどから、それは当然の帰結であるともいえる。
ソーシャルワークは人権と社会正義の原理を拠り所とし、価値、理論および実践が相互に関連しあうシステムを持つ。
ソーシャルワークの専門性とは、抽象性の高い学問研究レベルからの課題と、目の前の事象に関連する極めて具体的な実務レベルからの課題と、それぞれの探求を求められる。
日本では社会福祉士は幅広い分野で活躍しているが、欧米のソーシャルワーカーのように専門職として認識された状態にあるとはいえず、社会福祉士らしい仕事をしていると自覚している有資格者の比率は低い。
今後社会福祉士が専門職として認識されるための共通課題としては、教育・養成機関との連携、専門職団体への加入率増加と生涯学習制度の充実、専門職団体の活発な活動展開と各団体相互の連携強化が挙げられる。
欧米の最新のソーシャルワーク論の導入が急で、現場の実践を踏まえた日本的なソーシャルワークはまだ体系化されていない。
日本のソーシャルワークを社会システムとして根付かせるには、今後、社会福祉の現場と学会、教育機関、職能団体が連携・協動して実践の質を高めるプログラムを組織的に開発することが大切である。
また、社会福祉専門職制度の確立に対する社会的認識も十分に育っておらず、今後は社会福祉士の本格的な社会的任用システムを確立していく必要がある。
そのためにも、社会福祉士の実践力を高め、実践と理論の融合を図ることが大切である。
posted by fuk at 11:39| 社会福祉士