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2007年07月02日

地域福祉という考え方

地域福祉とは、心身の障害が重くとも地域社会の中で自立して生活することができるように、在宅福祉サービスを軸に地域福祉を推進していこうという考え方のこと。
地域での自立生活保障が可能になるシステムを中心とする。
また、旧来は高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉などの属性別に分類されていた福祉サービスを、横断的に連携をもたせ、サービス利用者の必要と求めに応じて総合的に利用できるようにする。
在宅福祉サービスを軸にした地域福祉は、旧来の社会福祉における「縦割り」思考を排除し、ノーマライゼーション思想を具現化する新しいシステムである。
ノーマライゼーション思想は、1950年代に知的障害児・者に対するサービスのあり方について、彼らが隔離・排除されることなく、一般市民と同じような生活を送れるような社会こそノーマル(正常)だという考え方から始まり、現在は全ての障害者問題を含めて社会福祉サービス全体のあるべき方向・理念として使われている。
障害のある人もない人も、高齢者も児童も、男も女も、ともに地域で生きていけるような環境整備が必要であり、それが社会としてノーマルなのである。
地域福祉は国が一律でサービスを実施することが難しいため、政治行政の基盤単位である市町村を基盤とする。
それは地域住民の社会福祉の考え方と地域福祉計画の立案能力が問われるということである。
「地域福祉の時代」は、地域住民の社会福祉に関する生涯学習が求められる時代といえる。
posted by fuk at 11:41| 社会福祉士